見た目に反して(FF1)

                 2020.1/03

「お前が作ったのか?」
「そうだが」
 ウォーリアに料理を振る舞われ、ガーランドは引いていた。見た目が良くないし、火が通り過ぎている。
 意を決して口にすると、意外にも優しい味がした。
「美味いな」
これならいくらでも食べられる。ガーランドが言うと、ウォーリアは嬉しそうに微笑んでいた。