繋がる瞬間(DFF)

                2023.4/22

 男の質量を体内に埋められ、腹が苦しいのに笑みだけが零れてしまう。
「どうした」
 低い声で男が囁いてくる。時に乱暴で、時に優しい。混乱することもあるが、私はこのひとときが好きだ。
 男──ガーランドは私を蹂躙して満足かもしれないが、私はおまえをここで確かめることができるのだから。